レブラ君とあやしい仲間たち その242 テキスト版
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- 7月12日
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森本さんからの聞き取り② 文字起こし(5.25 於 大阪)
テキスト変換 飯塚泰樹 荒木代表:
皆さんこんにちは、レブラ君と怪しい仲間たち、大阪からの特別 版です。今日は前回ご出演頂きました、山本美保さんの妹さん、森 本美砂さんとそのご主人の森本直行さんに引き続きお出で頂いてお ります、宜しくお願い致します。
で、前回の最後のところで申しましたように、非常に、山梨県内 では…、山梨県は結束力が強いというところもありまして、同級生 の会の方々を中心に非常に盛り上がりが大きかったと。 で、そういう中で、2004 年ですね、平成 16 年の 3 月 4 日に県警 からの電話があったということですね。で、「山形のご遺体と DNA 鑑定をやっていて、その結果を取りに行きます。」という電話があっ たのが 4 日ですね。
で、記者会見…えー、ご家族への通知がその翌日。ということで ですね、これはどういうことかと言いますと、「山形県の海岸に漂着 した身元不明の女性のご遺体、これが山本美保さんである!」と。 で、そしてそのご遺体の骨髄と、それから森本美砂さんの血液と の DNA 鑑定の結果、完全に一致したと。えー、「一卵性双生児だか ら完全に一致するんだ!」ということでですね。それを発表したの が翌日。その前の日に「名古屋大にその鑑定結果を取りに行きます。」 という電話が警察からかかって来たということです。で、5 日のです ね、何時頃でしたっけ?

森本美砂さん:
4時ぐらいですね、夕方の4時ぐらいです。
荒木代表:
夕方4時頃にですね、山梨県警の保養所ということでよかったで すかね、リュウチザン(?)という、今はないんですけれども、保 養所にご家族が呼ばれて、そこで県警の警備課長から話を聞くと。 で、行かれたのが、このご夫婦だったということです。そこで、ま ああの、鑑定書を見せられたということですね。ちょっとその時の 様子をお話し頂けますか。
森本美砂さん:
はい、前の日の3月4日に、私は特別支援学校に勤めていて…卒 業式間近だったので、忙しく仕事をしていた夕方6時頃に携帯に電 話がありまして、「山形のご遺体と DNA 鑑定をした結果、一致しま した!」という電話で。 何のことか全然分からなくって、「それ、どういうことですか? そのご遺体が姉ということですか?」って言ったら、「その可能性が 高いです! 明日、名古屋大学の方に鑑定書を取りに行きますから、 お母さんにもすぐにお知らせしたいと思います。」というお話しがあ ったんですが、何のことやら、もう頭が真っ白になりまして…。 「いや、母には言えません、私に確認をさせて下さい。」ということ で、あの、そして翌日に夫と一緒に赴いたということで…。
母には とても言えませんので。 一日平成を装って職場に出勤してから、翌日、県警の指定したリ ュウチザン(?)の方に参りました。で、その時に鑑定書を見せら れながら、担当の捜査員、担当者から説明があったんですけれども、 「よく分からないんですよね。」と言いながら、99.99999 7…というパーセントがあります。この確率で美砂さんとこのご遺 体が一致しました。ということが、これが美保さんという証拠なん です。DNA 鑑定をしても、ここまで精度が、一致率が高いというこ とはないんです。これで二人が一卵性ということも分かったんで す!」というようなお話しでした。
なんかもう、99.9999…と、9がやたらと付いてるという イメージで、もうそれだけで“ドーン”と、決定打みたいな感じだ ったんですけれども…。
それまでに何の話も、DNA 鑑定の話もなかったので、もうただた だ驚いて…。でもそれが真実だと思いましたから、私、ちょっと泣 き崩れてしまいまして、「とんでもないことをしていたというふうに、 20年間も姉を冷たい土の中で放っておいた」という思いで苛まれ ていたんですけれども。でもなんか、あまりにも唐突な話に頭が整 理し切れなかったという感じでした。
荒木代表:
で、その時に直行さんはご一緒にいて、ちょっと違和感を感じた というお話しなんですけれども。
森本直行さん:
そうですね、まああの、美保さんの問題が拉致ではないかという ことで疑われて、先生が仰った様に山梨県を中心に色んなところで 署名したり、呼びかけて運動したり…私も出来るだけ妻と一緒に参 加させて貰ったんですけれども。 まあ、妻やお母さんよりは、私は直接血が繋がっている訳ではな いので、ちょっとだけは冷静というか、落ち着いて見られたのかな ぁ…とは思うんですけれども。
何か…なんでしょうね、私も別に警察のことは詳しくないですし 素人ですけれども、まあ、今までその、DNA 鑑定をするなんてこと を聞いてないし、いきなり DNA 鑑定…?? いきなりご遺体を見つ けて、その人が美保さんかも分からないから DNA 鑑定して…。DNA 鑑定したらピッタリ合ったって、何か話が出来過ぎてるような気が したんですよね。 もうちょっと捜査って、ちゃんとあの、このご遺体は美保さんの 可能性があると…。衣類とか、身体の大きさとか、そういうのがあ って、色々調べてから DNA 鑑定になるんじゃないかと思うんですけ れど。何か、何でしょうね、唐突だったので…。「なんだか話が出来 すぎているのではないかな?」と、ちょっとは思いました。
荒木代表:
結構こういう時の、そういう直観ていうのが凄い重要ではないか と私は思っているのです。あの…やった時のパターンが9月17日、 小泉訪朝の時の、いわゆる飯倉公館事件とパターンが全く同じで、 ご家族をある意味で言うと缶詰めにしておいて、そこでいきなり情 報を出して、で、外はマスコミが「バッと流す!」という…。 そういうパターンと非常に同じで。あの時はフジテレビでしたっ け? ご家族がリュウチザンにいる間にあのニュースが出たんです よね。
森本美砂さん:
はいそうです。説明を受けている途中でした。
荒木代表:
この状態というのは、この話しを始めればキリがないので、また ですね、文章をまとめたものは、予備役ブルーリボンの会ホームペ ージにも後に出させて頂きますし、それから書かれたもの、この「真 実はひとつ」(レブラ君と怪しい仲間たち動画内で紙面を提示)とい うのは、この内容は、ホームページ…じゃないや、ユーチューブに も出てますので、是非あの、山本美保さんのお名前で見て頂ければ、 色んな情報が出てまいりますから、それをちょっとご覧頂ければと 思います。
ともかく、「この問題がおかしいんだ!」ということと、やはり「一 番盛り上がっていたところを狙ってやられたのではないか?」 或 いは、「お父さんが警察官だったと。そのお父さんが体調を崩して、 申し訳ないけれども、もうすぐあの、もうあまり残り時間がないと いう時に話が出て来たということ…」等々ですね、これはどう考え ても怪しい事件であり、それを考えるとこれは、実は拉致問題の根 本にこれがあるのではないかなというふうに思っております。是非 皆さんに関心を持ち続けて頂きたいと思います。どうも有り難うご ざいました。 おわり






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