国民の関心高め「拉致」解決を

松田紗織


(平成24年9月14日付 産経新聞朝刊)

北朝鮮が、日本人拉致を認めてから10年がたつ。5人の被害者が帰国したときは、国中が衝撃を受け、北朝鮮の非道な行為に怒りを爆発させた。

5人の被害者は当初、一時帰国の予定だったが、世論の高まりを受けて永久帰国することになり、家族も日本へ連れ帰ることができた。しかし、その後の10年間は、1人の被害者も帰国させることができずにいる。家族も高齢になり、これ以上、解決に時間をかけるわけにはいかない。再び国民が拉致問題への関心を高め、解決に向けて声を上げるべきではないか。

拉致問題は、自分たちには解決する力がないと思っている人も多いと思う。しかし、5人の被害者が帰国できたのは、私たちの大きな怒りや関心があったからこそだった。

今も各地で拉致問題を考えるイベントが開催されている。この問題を風化させないために、一人でも多くイベントに参加してほしいと思う。

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国民守れる憲法議論に期待

松田紗織 (29年11月30日 産経新聞談話室 掲載) トランプ米大統領が来日し、拉致被害者家族らと面会した。国際社会と協力し、問題解決を図る日本政府の外交努力は評価したい。 言うまでもなく、拉致問題は日本政府が主体となって解決しなければならず、決してアメリカ頼みとなってはいけない。 海外では自国民が危険にさらされた際、政府は国民救出のため、場合によっては軍隊を派遣して救出する。それが世界の常識だ

拉致を決して風化させずに

松田紗織 (29年4月4日 産経新聞談話室 掲載) 昭和52年11月に横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから今年で40年になる。別の拉致被害者、松木薫さんの弟、信宏さんが「もし拉致が風化すれば、それは日本が終わるときだ」と話しているそうだが、全くその通りだと思う。 日本政府は一部の拉致事件を把握していながら、その事実を長く公表してこなかった。複雑な背景や外交的配慮、理由があったのだろうが、いかなる

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