予備役ブルーリボンの会
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ブログ用論文

最終更新: 2018年7月28日

荒谷卓

 米国に丸投げの日本の安全保障は、『日米同盟機軸』という空虚な言葉で語られるだけで、軍事機能として日本の安全を保障するような実効的メカニズムはまったく存在しない。「核の傘」についてはよく話題になるが、実態は、核どころか通常戦力でさえ、日本の安全確保のために投入されるかどうか不透明なままである。

「日本の安全を決めるのは日本自身で、日本の自由だ」という米国関係者の声をよく耳にするが、これに対する日本側の答えは、決まって「日本の安全は日米同盟機軸の堅持」だ。これは、自立した国家として、本当に自由な意思なのだろうか。

アメリカでは、ほとんどの組織に「スーパーバイザー(監督者)」がいて、常に社員や職員の状況を評価している。「自由にしていいですよ。でも、評価は下がりますよ。」一般には、これが恫喝文句として使われている。逆に言えば、評価が下がろうが、意思を通ししてこそ自由が体現できるということでもある。

米国の特殊作戦のひとつである心理戦関係者と話をした折、冒頭「日本がわれわれと同盟関係を維持するかどうかは日本人が決めることだ。君たちは自由だ。しかし、それによって、我々が日本を叩きのめすという決断をするのは我々の自由だ。」と切り出した。心理戦の一端で言ったのかもしれないが、私には、戦闘者としての士気・戦意を高揚させるぞくぞくさせる言葉であった。「私は、戦闘者として、自由なる日本のために戦うその日を待ち望んでいる」と答えた。

戦う気概が無ければ、自由は勝ち取れない。

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